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2012/03/14

温度

埋まんない隙間がある

そこに愛はあるのかな?

ないのは分かってても

今はこの時を止めて欲しい

あなたに抱きしめてもらって

あなたにたくさん涙を見せて

あなたが欲しくなって

あなたしかいなくて

あたしの中のあなたが溢れてしまう前に

今すぐに蕩ける前に

あなたの一部にして

2012/03/05

半透明24号

僕は君のことが怖いんだ

君は僕を透視するかのように

なんでも透けて見えるらしい

僕は必死に作ったり

時には泣いたり

笑顔を見せては

透視されないように

不規則に飛びまわる

それしか

君から

君が僕に近づく意味から

逃れることができないんだ

ごめんよ、君

止まない雨

なんだか失恋したみたいな気分にさせる雨というBGMが聴こえるよ
きっと
僕の変わりに誰かが
理由もなく泣いているんだと


そうだとしか思えないんだ。


ひとりぼっちがこわいんぢゃない。


こわいからひとりぼっちでいたいんだ

おしごと

子供の時になりたかたの
「おかし屋さん」
「おはな屋さん」

でも大人になってなったのは
「さみしがり屋さん」
「あまえたがり屋さん」

現実はこんなもんかと

今日もお金を貰うことよりも
明日もお金を使うことを考えて

色あせずきたはずの人生の貯金箱は

誰かに粉々にされて

形をなくしたんだね

2012/03/04

人を好きにさせるのは相当な努力

たとえ手を握っていても
その人の心は掴めないわけで

一話のドラマのように
出会いから別れまでのシナリオは
なかなか書ききれない

それまでに
はぁ・・・

ってなるもんです

そういうもんです

だから楽しいんじゃん 
っていうかっこよさもないあたしを

だれか籠に入れて覗いてください

そしたらあなたの心も
あたしだけを見てくれるんでしょうか

2012/02/15

to

ねぇ、あたしはどこに行きたいの

ねぇ、あたしたちはどこを目指してるの

ねぇ。

2012/01/30

遭遇

迷っていた頃 
そう、
あなたを見てた

芯から冷える凍雨
辛くても 苦しくても

水槽に乳を注ぎ
掻き混ぜて

あなたを待って
匂いと甘さで

偶然を必然に装い
果てしない
ハテシナイ

鷹が背中を抉って
背中に爪痕をたて
飛び去っていこうとしても

この引力を遭遇と置き換えた