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2011/07/11

塵と道

倒れたあの日 気にも止めずに
僕は君を跨いだ

記憶の憶測に 懺悔なんてなかった あの日

今なら 手を 素直に 君に 差し出せるのに

どうして あの日 気にも止めずに
時間軸に乗っかって

流れのままに 踏みつけたように
きっと

遣り残した人生に 逃げたかったんだ
現実逃避

逃げた ただ動いた足のせいにした

君の眼光は キリっと僕を睨む前から
涙でぼやけてすらいた

僕は 君までも 僕までも 過去までも

ただ ただ 捨てたかったんだ

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