理由なんてない
ただそう思う
しゃくりあげるたびに
そう思う
もういいんだ
いいんだよ
君が傍に居れば
あたしはいいんだよ
狭い閉鎖空間でも
こらえて 呼吸を整えるよ
あぁ、こんなにも見えないくらいなら
最初から見たくなかったよ
明日を無視して昨日を抱きしめて
胸の感覚がなくなるのを待ってるんだよ
例え１ｍｍでも遠くなる距離なんて
欲しくて鳴いてるわけじゃない
手が震えるほど
声が出なくなるほど
せめて普通のおしゃべりがしたい
魔法は溶けたのかな
疑って 自問自答して
それがすべてではなくとも
なんだろう この感覚
麻痺してしまったのか
倍増してしまったのか
今は浸る
今を浸る
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