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2011/03/04

未完成

あの頃に戻りたい
そう思わせた 

何も知らなかった 探りあいの中で生まれた感情
それがこの今の気持ちになるとは
君も僕も知らなかったんだ

何度も記憶を残して
何度か記憶を辿って

けっこうギリギリになってきたら
一生懸命に目を閉じて 思い出すんだ

残されたカードを手に入れて
ヒントにしている僕を悲しく思う

現実をうたっているのに
過去に幸せだけが残るから
もう少し浸っていたいんだ

こんな悲しい気持ちになるなら
すべて忘れさせてほしい

でも忘れてしまうことが恐いんだ
恐いんだ ただ、ただ、

ごめん、我儘な僕を
もう少しだけ楽しんで欲しいんだ

君は僕の衝撃
一貫性を大事にしたかったけど

今は無理みたい

2人で歩いたあの道は
僕が作り出した演出だったんだね

こんな造られた記憶なんてものに浸るくらい
僕の気持ちは感受性豊かだから
腫れ物に触るように
触って 握って 

君の記憶の一部に僕はいるのかい?

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