遠くからあなたの声がして
あたしはその瞬間を見逃さないように
あなたを探したんだけどね
あなたは果てしなく遠くに行くから
とうてい追いつけないんです
あたしなんかとはつり合わないから
自分から遠ざけるはずだったの
あなたの幸せだけを願って あなたの影も面影も見ない様にしたのに
あたしはその勇気よりも 自分の素直な気持ちに
真っ直ぐに飛び乗ろうと決めちゃったみたい
縋り付く様に泣いては
まるで天気雨の後の虹のように
何もなかったように突然笑う
そのすべてが手に入れる事はできなくても
僅かな光だけでいいから
弄んでもかまわないから
あたしはここにいるんだと証明できるような
そんなぬいぐるみみたいな
切なさがこの胸を支配する
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